2013年09月18日

国産塩ビ系シート防水工事の改修施工実例

防水マンです。


昨日お得意様の工場の屋根に、太陽光発電パネルの

設置見積もりの依頼を受け、設置予定の屋根に昇り

ソーラーパネル取り付け金物の引っ張り強度試験をしました。

国産塩ビ系シート防水工事の改修施工実例

施工予定の外断熱工法塩ビシート防水施工屋根









施工予定の屋根の構造は、外断熱塩ビ系シート防水の

施工がしてあり、ソーラーパネルの金物を固定する際の

引っ張り強度試験をして強度確認をする必要がありました。


今回の設置する屋根の防水下地は耐火デッキプレートの

構造になっています。


デッキプレートの厚みは1.2ミリの厚みがあり

強度的には何とかクリヤーできそうです。


耐火デッキプレートの上に、直置きで厚み50ミリの

断熱材が敷き詰めてあり、その上に国産の塩ビシートの

防水が施工してあります。


引っ張り試験施工なので今回は、50センチの大きさに

塩ビシートをカットし同時に断熱材をカットして

下地のデッキプレートを出します。

国産塩ビ系シート防水工事の改修施工実例

防水シートと断熱材をカットし下地デッキプレートが表し









そこにソーラーパネルの固定金物をビスで固定し

固定金物のセンターにはボルトが溶接されています。

このボルトに試験機をセットし引っ張り試験をします。

国産塩ビ系シート防水工事の改修施工実例

引っ張り試験機セット状態









試験が終わり、断熱材を元に戻してから塩ビシートを

カットした部分に増し張りをします。


防水シート増し張りの際に、この現場では国産の

塩ビシートで施工してあり、施工後約5年ほど

経過していますが、既存のシートと新品のシートは

同一メーカーにかかわらず、熱溶着の工法において

溶け出す温度に差が出てしまいました。


既存の防水シートが熱風で溶けないうちに

新品の増し張り用防水シートが溶けてしまい

シート同士の熱融着が出来ませんでした。


施工後5年ほど経過した既存の防水シートは

経年劣化状態になっており、熱融着の出来る状態では

ありませんでした。


もちろん防水シート同士の接着面はきれいに

清掃した状態で施工しています。


次回どの様に防水シートの増し張りシートの

施工実例をお伝えします。


塩ビ系サーナルーフシート防水のお問い合わせはこちらまで


0268-71-5116











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