2013年09月25日

国産塩ビ系防水シートとサーナルーフ防水シートの比較

防水マンです。


先日、広島県尾道市へ出張し、国産の

塩ビ系防水シートを使用した、外断熱防水工事の

施工現場に行って来ました。


この現場は施工後、約5年経過している

現場です。


この現場の屋根に、大規模太陽光発電所の

設置計画が有り、発電パネルの固定金物の

取り付けを依頼されました。


屋根に取り付ける固定金物の数だけでも

約2、500箇所の取り付けとなる予定です。


5年前新築工事を施工した防水工事業者は

太陽光発電パネルの設置はやめた方が

いいと言って来たそうです。


私には、やめた方がいいという理由が

良く分かりませんでした。


尾道に行って実際に屋根に上がりその理由が

良く分かりました。


施工後5年で防水シートの劣化が始まり

同種の新品シートで既存のシートに増し張り

シートが熱融着出来ませんでした。


既存のシートと新品のシートの溶け出す温度の

差が有り接着できません。ましてや国産のメーカーの

液溶着の施工では全く接着は出来ないと思います。


たった5年経過した国産の塩ビ系防水シートの

劣化が始まっている事に何ともいえない

ショックを受けました。


一方、その逆で塩ビ系サーナルーフ防水シートは

40年経過した既存のシートに新品のシートが

熱融着出来る凄さにも改めて感激しました。


サーナルーフ防水シートのお問い合わせはこちらまで


0268-71-5116